- 1 名前:暗黒男爵φ ★ [2009/08/24(月) 13:45:37 ID:???0]
- 建国60周年を記念するため中国映画界が総力をあげて制作し、10月1日の国慶節を
前に上映が予定される愛国映画「建国大業」が今、ネットで猛烈な批判にさらされている。 出演者の多くが外国籍取得者であることが反発を招いており、「祖国を捨てたやつらに国の 愛し方を教えてもらいたくない」などと、インターネットには映画のボイコットを呼びかける 書き込みがあふれている。 映画は中国最大の国有系映画会社、中国映画集団公司が投資し、建国直前の1949年 9月の北京を舞台に、毛沢東、周恩来、劉少奇ら共産党指導者の活躍を描いた歴史巨編。 中国を代表する人気俳優や歌手ら172人が出演。登場人物の多さと、俳優全員がギャラ なしのボランティア出演であることなどが話題になっている。今年2月ごろから、撮影の進捗 状況が中国メディアに詳しく取り上げられており、注目されていた。 しかし、8月に入り、出演者のうち21人が米国、カナダなどの外国籍を取得していることが 報じられ、ネットでの評価は期待から批判へと一変した。「60年来の愛国主義教育が失敗 した証拠であり最大の皮肉」「現代中国の恥をさらした映画だ」などとネットには厳しい意見 が殺到した。 中国では近年、子供の教育や高い福利厚生、仕事の得やすさなどを理由に、外国籍を 取得する者が増えている。米国政府の統計によると、昨年、米国籍を取得した中国人は 4万人を超えた。しかし、取得者の多くが金持ちの有名人や高官の家族など特権階級で、 このことが市民の反発を招いているようだ。人材や財産の中国からの流出を懸念する声と 同時に、外国籍を取得した中国人を「裏切り者」と決めつける人も多い。今回の“映画批判” は、外国籍取得者に対するこうした市民の不満と嫉妬(しっと)が一気に噴出した現象とも いえそうだ。 sankei.jp.msn.com/world/china/090824/chn0908240933002-n1.htm
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