- 1 名前:〈(`・ω・`)〉φ ★ mailto:sage [2009/08/24(月) 10:46:51 ID:???0]
- 復興状況を映像に 被災した住民カメラマンが奮闘
兵庫県西、北部の豪雨災害で大きな被害を受けた佐用町で、復旧に向けて立ち 上がる町の姿を映像に残そうと、同町在住の“住民カメラマン”が奮闘している。 被災者であり、記録者。両方の立場の間で悩みながら「今しか残せない映像が ある」と現場を奔走。ビデオカメラを回している。(大成絢子) 取材をしているのは、同町淀の有本宏郎さん(74)ら数人。同町のテレビ局 「佐用チャンネル」に登録するボランティアのカメラマンとして、地域情報を発信して いる。 有本さんは12日、高校生の被災地ボランティア活動を取材しようと、同町 久崎を訪れた。しかし床上浸水で傾いた家屋が並ぶ姿に、カメラを向けることがで きなかった。有本さんの自宅も床下浸水し、水田は泥に埋まる。「必死な住民の姿 を撮影してよいものか」 しかし住民と高校生ボランティアが力を合わせ、家屋を片付ける姿を見て考えが 変わった。だれもが生活の再建と町の復興を信じ、炎天下で黙々と汗を流して いる。「住民の苦労や助けてくれたボランティアの姿を記録することが、復興後、 何かの役に立つのではないか」と心を決めた。 カメラマン仲間の同町甲大木谷、森元春代さん(54)らも加わり、本格的に活動 を再開。同町豊福では、住民同士で助け合おうと、収穫したとうもろこし2000本を 災害避難所5カ所に配る住民らを取材した。 約50人いるカメラマンの中で、活動を再開できたのはまだ一部。森元さんは 「参加できない仲間の分も活動し、住民らが力を合わせて頑張っている姿を発信し て地域を元気づけたい」と力を込める。撮影した映像は順次、佐用チャンネルで 放送している。神戸新聞 www.kobe-np.co.jp/news/seiban/0002260704.shtml
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