- 1 名前:Ψ [2021/09/20(月) 20:22:35.24 ID:6Sc2dhLi.net]
- 9/20(月) 15:55
配信 週刊SPA! 独身研究家の荒川和久氏 コロナ禍に終わりが見えないなかで、寂しさや人恋しさを募らせた結果、婚活をスタートさせる中年男性が増えている。しかしながら、平成30年版厚生労働白書によれば、「50歳時の未婚割合の推移」は年々上昇。今や日本のアラフィフ男性の4人に1人は未婚と言われている。 ’80年代までは大半の男性が結婚する皆婚社会だったのに、ここまで変わってしまったのはなぜなのか。独身研究家で『「一人で生きる」が当たり前になる社会』(ディスカヴァー携書)などの著書がある荒川和久氏に聞いた。 結婚ありきの考えから脱却すべき 未婚率が上昇した理由のひとつに結婚に至る形の変化を挙げる。 「’65年にお見合い結婚と恋愛結婚の割合は逆転しますが、これに代わる存在となったのが職場結婚。上司のお膳立てが若い社員のマッチングの場になっていたのです。実際、一般職採用の女性社員は結婚相手を探すのが目的のケースも多く、“腰かけOL”や“寿退社”なんて言葉からもわかるように職場恋愛が推奨されていたんです」(荒川氏、以下同) 荒川氏によれば、恋愛で失敗しても気にしない恋愛強者の男性は全体の3割程度。この割合自体は昔から同じで、残りの恋愛弱者の受け皿になっていたのがお見合いや職場結婚だったというのだ。 未婚率の増加は、周囲のお膳立てがないから 「しかし、’00年代に入ると職場結婚もかなり減ってきます。会社内でのセクハラが社会問題となり、恋愛弱者の男性にとっては同僚の女性を食事に誘うこともより難しくなってしまったんです」 つまり、結婚を取り巻く社会環境の変化によって恋愛に受け身の男性にとって大きな婚姻の機会を失ってしまったわけだ。 「それに男性から女性に告白して交際を申し込むという文化は、たかだか三十数年余りの歴史なんです。『古事記』によればプロポーズをしたのは女性のイザナミノミコトだし、人間の女性に姿を変えて押しかけ女房となった『鶴の恩返し』のような昔話もある。実は、昔から男性は受け身で、生涯独身だった人も少なくなかったんです」
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