- 1 名前:峠 ★ mailto:sage [2019/08/18(日) 16:56:31.95 ID:CAP_USER.net]
- 製作の拠点と多くの貴重な人材を失った京都アニメーションの再建に向け、支援金を募る口座には、
発生から1カ月が経過した今も、国内外から多くの支援が寄せられている。京アニによると、 16日時点で約19億9760万円(7万1984件)。もっとも、最大の課題は金銭的な問題よりも、 京アニが紡いできた技術と文化の継承とみられている。多くのファンに愛されてきた京アニだが、復活までの道のりは険しい。 ◇ 同社代理人の桶田大介弁護士によると、16日時点で集まった7万1984件のうち、1万円以下が最多の5万6631件 (構成比78・7%)だった。3千万円と1億円も1件ずつあった。 1万円以下の振り込みが多数にのぼったことについて、桶田弁護士は「多くの若い方々にとって作品が大切な存在だったことを 表している」と説明。振込人名義を同社へのメッセージ文にする人も多いといい、「作品を作り上げてきた人々に対する 思いの結晶だと感じる」と話す。 桶田弁護士によると、同社が設置した口座だけでなく、ヤフーや海外企業など外部機関が行う募金も含めると、 世界各地で支援した個人は少なくとも10万人はいるとみられる。 寄付をする側と受ける側をつなげているNPO法人「日本ファンドレイジング協会」は「少額でも何か自分にできることをしたいという思いで、 寄付する人が増えているのではないか。自分が出したお金がどのように使われるのか、明確にイメージできることも大きい」と指摘。 海外に比べて寄付文化が浸透していないといわれる日本だが、「恩返しをしたいと思う文化は日本特有で、 今回の事件もファンの気持ちが大きいのだろう」と推測する。 再建に向けては、一部の原画などの紙資料は焼失したものの、スタジオ内にあったサーバーに残されていた 製作関係の資料とみられるデジタルデータは欠損なく回収されていることも明るい材料だ。 しかし、仮にハード面がそろったとしても、事件ではそれらを生かすべき人材を失った。周囲が支援の手をさしのべようにも、 アニメ業界はテレビや映画のみならず、広告やインターネットコンテンツなどにも活躍の場を広げており、 常に人材不足という問題を抱えている。 アニメーターとしても活動する京都精華大学マンガ学部アニメーション学科の大橋雅(まさ)央(お)学部長(専任講師)は 「同業他社には京アニを助けられるだけの体力がない」と指摘。「京アニ自身が新たに人材を育成していくしかないのだが、 事件ではこれまで指導的な立場にあり、京アニの文化を伝えてきた人々も犠牲になっている。 しばらくは厳しい状態が続くのではないか」と話している。 京都アニメ会社放火事件 放火事件発生から一ヶ月。放火された京都アニメーション第一スタジオ近くの献花台でメッセージを捧げるファンの訪問は絶えない=18日午後、京都市伏見区 https://www.sankei.com/images/news/190818/wst1908180013-p1.jpg ソース 産経ニュース 08/18 16:36 https://www.sankei.com/west/news/190818/wst1908180013-n1.html
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