- 54 名前:Ψ mailto:sage [2008/12/16(火) 02:38:16 ID:u3TAoViS0]
- (続き)
「報道の基本姿勢に欠けていたと反省しきりです」 さらに、総局長は、異例なことに、J-CASTニュースの取材で、報道見送りは自分ではなく、担当デスクらの判断であったとして、身内ながらその判断を強く批判した。 客に配慮して報じなかったことについて、「その逆で、配慮するなら、報道すべきだったということです。その時点での判断が正しいとは思っていません」と言い切る。 自殺も見送り理由の一つになったが、鉄道自殺など社会的影響が大きいケースでは、マスコミでも報じられる。 このことから、総局長は、「今回の場合は、影響が大きかったのだから、載せるべきだった」としている。 つまり、中日新聞の現場サイドは、読者の知る権利や新聞の社会的役割を理解していなかったわけだ。 コラムでも、総局長は、「事実を確かめた段階できちんと報道していれば、無用な不安感も広がらなかった。われわれは報道の基本姿勢に欠けていたと反省しきりです」と述べている。 なお、中日では、各紙が報じ始めると、改めて取材し直し、2008年12月4日付夕刊になって、「受水槽に遺体1カ月 松阪で飲食店などの水道水に」の見出しで今回の問題を報じている。 とはいえ、コラムでは、報道見送りが総局長の判断ではなかったことを書かなかったため、客へ配慮したとの説明について、ネット上で、「自己弁護ではないか」という内容の批判が相次いでいる。 電話でも、同様の批判が数件寄せられたという。 これに対し、総局長は、自己弁護を誤解だと否定し、「何を言われても構いませんが、コラムの読み方は違うということです。デスクが逡巡したのはいかんかった、と書きたかった。 見送りは仕方ないとは言っておらず、コラムでも『裏目に出た』と書いています」と理解を求めている。 www.j-cast.com/2008/12/15032256.html
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