- 1 名前:Trader@Live! [2007/03/31(土) 09:41:06.20 ID:Y8v47Jci]
- 天才ゆえ人から妬まれ僻まれ中傷される。天才の宿命でしょう。
金融のプロフェショナル天才大物氏が初心者の質問にお答えします。 アンカーマン 大物 ◆TwJker8gy2 助手 伍長 ◆/5VNivVAT6 追伸 伍長タソ 天才大物氏をしっかり補佐するように 。 通称 部長 コテ名は変態仮面から始まり天使等色々でよく変わるが、最近は大物で定着してる。 天才大物氏が会社の部長と言ったことから部長と呼ばれるようになった。 ▼前スレ 天才大物氏が親身に初心者の質問に答えるスレ 06 live25.2ch.net/test/read.cgi/livemarket2/1172538311/ 天才大物氏が親身に初心者の質問に答えるスレ 05 live25.2ch.net/test/read.cgi/livemarket2/1169688244/ 天才大物氏が親身に初心者の質問に答えるスレ 04 live25.2ch.net/test/read.cgi/livemarket2/1167536344/ 【絶対】ファンドマネージャ天才大物氏【安全】 03 live25.2ch.net/test/read.cgi/livemarket2/1163845628/ 【断言】天才大物氏のFX School【絶対】part2 live19.2ch.net/test/read.cgi/livemarket2/1160341799/ 天才大物氏の短期トレーディング実演スレ(実質part1) live19.2ch.net/test/read.cgi/livemarket2/1156512982/ ▼過去スレ検索 ←無料 makimo.to/cgi-bin/search/search.cgi?shw=100&q=%93V%8D%CB%91%E5%95%A8%8E%81&andor=AND&sf=0&H=&all=on&view=table
- 554 名前:大物 ◆TwJker8gy2 [2007/04/30(月) 06:30:41.65 ID:z4OD4fzU]
- 現在の為替相場は金利に敏感。
もしECBの姿勢が中立に近づけばユーロドルはその時点のレートから最大で3.5%前後の調整をするだろう。 なので6月のECB会合で利上げ後のトリシェのコメントに要注目。 しかしユーロ圏の安定成長シナリオに乱れが生じて利下げ思惑が浮上しない限り比較的高水準の金利がユーロをサポートする。 さらにECBは中長期的には今の政策金利は緩和過ぎるとも語っている。 間違いなくユーロ圏経済は長期的に繁栄する。失業率も低下し続けるはずだ。 欧州はこれから高成長が続くロシア/東欧/中東/北アフリカとの貿易面で政治的・地理的に恵まれた環境にある。 また世界経済拡大による中流階級増加で欧州への観光客も増えて続けていくだろう。 ユーロ圏はしばらく需要過多の状況が続く。 ユーロドルは長期上昇トレンドに突入している。 以前も書いたが超対外債務通貨ドルには常に将来のドル売りユーロ買い圧力が掛かっている。 投資マネーが円滑にユーロからドルに流れなければドルは下落していく。 現状、多くの投資家がドルよりユーロを選好している。彼らはユーロ圏経済の将来を信じている。 2004-2005のドル安は米経常赤字不安の一人歩きだった。 その当時のユーロ圏経済はITバブル崩壊のダメージから抜け出せずに低迷していた。 だからユーロドル調整局面に入り始めたらサポートが弱くズルズル下落して、終いには本格的なドル高トレンドが形成されてしまった。 しかし現在はユーロ圏経済のお墨付きを得たユーロドル上昇で買いは簡単に途切れない。節目では有象無象の買いが入ってくる。 いずれにせよ目先は金利に敏感な相場なのでトリシェの金融政策見通しには注目。 私の分析では今年1.285から始まった上昇ラリーは1.385-1.395まで続くと考えている。 その後は調整。しかし今年のユーロは去年に引き続き強い。1.45方向に進んでいく。 もし近々、地政学的リスク(イラン各施設空爆など)が本格浮上してくれば 大した調整も無く1.40超えていく可能性もありえる。
- 555 名前:大物 ◆TwJker8gy2 [2007/04/30(月) 06:31:20.66 ID:z4OD4fzU]
- 多くの投資家が今年、米国の金利が低下することに賭けている。
だから欧州の中長期金利に比べて米国の中長期金利はなかなか上昇しないのだろう。 私も年初まではFFレートの先行きに弱気だった。しかし今は違う。 私自身、FRBの次の一手は利上げだと考えている。 そもそも日欧の中銀高官が「中期的にインフレは上振れ傾向で引締め傾向はまだ続くだろう」と市場にメッセージを送っているのに 米国だけが素直にインフレ沈静化に向かうというのも考え難い。先月末に発表された米GDPデフレーターを見ても+4.0%と大きく跳ね上がっている。 実質成長率は+1.3%と弱かったがインフレは加速していたのだ。 また、ここに来て中国のインフレ率が上昇し始めている。中国が世界にインフレを輸出する可能性がある。 実際、FRBはインフレ警戒を緩めていない。利下げのシグナルなど全く送っていない。 しかし多くの投資家はFRBのインフレ警戒を無視して一方的に米金利低下に賭けている。 もし、彼らの賭けが失敗に終わったら為替はどのように動くか? 結論から言えば円高ドル高だろう。 ↓はエマージング株価指数。 finance.yahoo.com/q/bc?s=EEM&t=3m&l=on&z=l&q=c&c= 米インフレ懸念が浮上すれば、米利下げに賭けてポートフォリオを組んでいた投資家の大規模巻き戻しで 間違いなく新興国の債券・株式市場は崩れる。エマージング株式と綺麗に連動しているクロス円も間違いなく崩れる。 現在の円安・ドル安・株高・債券安定という投資循環の持続性の鍵を握っているのは米国の債券市場かもしれない。 私は何度も言っているように米国のファンダメンタルズがどうであろうがユーロドルの上昇トレンドは崩れないと考えているので 米国インフレ懸念が浮上して、世界のマーケットが崩れればドル円が大きく下がると考えている。
- 556 名前:大物 ◆TwJker8gy2 [2007/04/30(月) 06:31:52.82 ID:z4OD4fzU]
- では5日ほど御留守にします。
∧_∧ (´・ω・) O┬O ) ◎┴し'-◎ ≡
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