- 110 名前:名無しさん@HOME mailto:sage [2005/06/25(土) 03:21:30 ]
- >>108
はげましありがとうございます。 なにぶんお義母さまは、お金持ちのお嬢様だったので 嫁入り時から大トメ(すでに大ウト没)を制してしまったらしく、私に話された昔話にも 「こういうことは義母に や ら せ た」という言葉がでてくるくらいの立派な長男嫁で、 どこにでもひとつやふたつやあろうはずの自分が姑から受けたいやがらせのお話は いっさい聞いたことがありませんでした。 さぞや大トメができた方だったのかどうかはわかりませんが、 自分は一家の大黒柱であったウトに家事いっさいできるように教育しながら、 息子である私の旦那にはなにもやらせないよう嫁を監視、叱責する姑としてもすばらしい方です。 大トメ亡き後は約30年、「息子は私の言うことはなんでも聞いてくれた」と 母親としても賢母だったようです。ただ残念ながら息子が「母の奴隷になってくれる結婚相手」を なかなか見つけられなかったことだけが失態で、それでもかなり晩婚にはなってしまいましたが、 世間知らずの都会育ちの娘を引き入れることに成功して、母の期待にこたえました。 息子は母の期待通り、妻には妻であるよりも嫁であることを望み、つまりは嫁であることが妻であるとの 長年の母親の教えを信じる世間様から文句のつけようもない孝行息子に育っていました。 タイムマシンにでも乗ったかのような、文化の違いにとまどった私はなんとかお義母様を 見習って良妻賢母になろうと努力したのですが、なにぶんお義母様の天性の才能には勝てず、 果ては痴呆となられても、老いてなおますますお身体だけはお元気で「精神の病気」を理由になにもかもが 周囲に許されるご身分となられ、もう私にはとてもたちうちできない高みへと上られました。 私にできたことは精神が弱かったことを幸い「精神の障害」を理由に絶縁することだけでした。 現在息子である旦那は自分が母の期待通りの奴隷になれる健康な嫁を見つけてこれなかったことを 申し訳なく思ってる様子で、私はただただ恐縮しております。
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