- 253 名前:login:Penguin mailto:sage [2009/11/29(日) 02:53:39 ID:m4ct/lHB]
- ある会社のクラウドサーバー用のクラウドアプリは
他のクラウドサーバーでそのまま動かせない。 それはクラウドサーバーごとに機能が大きく違うから。 その機能はGoogleのBigTableのようにユニークで強力なものだが、 その反面、クローズドな機能であるため他のクラウドサーバーで使えないわけだ。 そう。現時点でのクラウドはオープンではない。 オープンを信念とするLinuxの使命はオープンなクラウドを提供すること。 クラウドは分散システムやバックアップなど耐障害性に優れているものと言われているが、 どれくらいの耐障害性が必要かは、費用対効果を考えて自由に選べてもよいはずだ。 将来は、オープンなクラウドサーバーを構築できるLinuxディストリビューションができ、 今のレンタルサーバー屋がそれをインストールしたプランを提供する。(もちろん自社サーバーにインストールしてもよい) そしてそのプランを利用してクラウドアプリ(ウェブサービス)を提供するようになる。 現在のレンタルサーバーとの違いは、MySQLやPHPのように個々のサーバーとして提供されるのではなく、 クラウドサーバーとして統合された形で提供されると言うところ。分散システムなどの機能も含まれるため 簡単にスケールできるというところ。これによりクラウドアプリを作りやすくなる。 オープンクラウドサーバーに対応した開発環境(もしくはアドオン)もできるだろう。 そうなったときやっとクラウドの時代が来たと言えよう。 今はまだ、一部の会社がクローズドなクラウドサーバーを作って囲い込みをしようとしている段階
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