- 201 名前:login:Penguin mailto:sage [2009/07/28(火) 18:33:45 ID:LhSr1A1/]
- Linus氏曰く「マイクロソフト嫌悪は『病気』」
マイクロソフトがデバイスドライバのコードをオープンソース・コミュニティーに提供した件に関して、 Linux MagazineのChristopher Smart氏がLinus氏にインタビューしたそうだ。 Smart氏がマイクロソフトからのコードを歓迎するかと質問したところ、 Linus氏は「政治よりもテクノロジーを信じる」として、 「コードに確固とした目的がありライセンスに関する問題がなければ、 それがどこから来るものだろうとかまわない」と述べたとのこと。 また、自分はマイクロソフトをジョークにすることはあるが、 一部でみられるマイクロソフト嫌悪は『病気』だと思うとも述べたそうだ。 「オープンな開発を信条とするということはソースをオープンにすることだけでなく、 他人や企業などを締め出したりしないということも大事である」とLinus氏は言う。 また、Smart氏がLinus氏にマイクロソフトによるコード提供は Linuxコミュニティーやマイクロソフトにとって利益となるかと質問したところLinus氏は次のように述べたとのこと。 「(今回のコード提供は)自分本位な理由によって推し進められているとは思うが、 しかしすべてのオープンソースコードも自分本位な理由で書かれている。 われわれは皆、自分で「痒いところに手が届く」コードを書いているんじゃないだろうか。 自分がLinuxを始めたのも、gitを始めたのも、今でもまだ関わっているのも、 すべて自分本位の理由があってのこと。 誰もが多くかれ少なかれ自分本位の理由があってオープンソースにたどり着くんだから、 マイクロソフトが自分本位の分野を選んだことに文句を言うのはばかばかしいことだ。 自分達にとって利益のある分野を選ぶのは当然だよ。 ある特定の目的のためにコードを改良できること、それがオープンソースなのだから。 その目的をもった人が『誰か』なんて関係ないんだ。」
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