- 164 名前:login:Penguin mailto:sage [2008/08/28(木) 07:21:40 ID:Cb06Rjm3]
- だから極論すれば、と前置きしているでしょ。全部が同じとはいっていない。100%同じなら同じトリなのだから。
例えば、>>158のケース > Vine4で入れた3.5.5とSUSE10.2で入れたKDE3.5.5は、同じコードなハズなのに全くの別物の挙動だった。 > VIneのKDE3.5.5はKDEの自動マウントの設定したにもかかわらずCD入れてもマウントせず、CDDBも取得できず > さらに音も鳴らず、クラッシュしまくりだった。さらには日本語入力もおかしいし、クラッシュハンドラでまくりで使い物にならなかった。 この場合、KDE3.5.5のコードは一緒でも、自動マウント(もしくはハード認識)や、CDDBやオーディオや日本語入力の 「ソフトウェアの組み合わせ」が違ったのだろう。一般論として特にハードに関わるソフトウェア(カーネルも含めて)は後発になるほど つまりバージョンが新しいほど対応するハードの種類が多くなるが、枯れていないと誤認識、誤動作のリスクは高くなる。 どのバージョンを「組み合わせる」かというのがディストリの差。もちろん、そこを独自に開発する場合も あるだろうけど、ソースがオープンであるわけだから、独自開発したものは公開され、それは他が利用することが できる。独自開発したソフトウェアを組み合わせるか、他が開発して成功したものを組み合わせるか、というのもディストリの差だろう。 だから、それらも結局はソフトウェアの組み合わせの差なのよ。 DebianとUbuntuと(EcoLinuxなんかまでを含めた多くの)Ubuntu派生トリの関係をみればわかりやすいけど ようは、派生トリってのは、より元となるトリの初期状態のソフトの組み合わせが気に入らない場合に、 独自の組み合わせに変更して公開されたものでしょ。それらの差は本当に組み合わせの差でしかない。 だから逆に取られているむきもあるけど、もし、ディストリの比較をしたいのなら、(そのこと自体、 俺にはあまり意味のあることとは思えないけど)インスコされた初期状態を比較すべきであって、 「(標準的なインスコ状態から)・・・したら、・・・・すれば」のような、そこからカスタマイズした状態 (カスタマイズの可能性も含めて)を持ち出して比較するのはまるっきり意味がないと言っているのね。 >>163の言ってるのは正しいと思う。
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