- 463 名前:login:Penguin mailto:sage [2008/02/22(金) 08:14:59 ID:37p+uEmy]
- 結局ここで話してても結論なんか出ないのは分かりきってるが、流れを見てて気になった点。
まず、「普及」の定義がなされてない。 a)WindowsユーザをLinuxに宗旨変えさせること b)特定のソフトウェアを使いたい人にLinuxを使ってもらうこと c)カジュアルにPCを使いたいというユーザにLinuxを使ってもらうこと これらは重複する層でもあるけど、本質的には違うもの。 3つを同時に満たしてるのが、今のところWindowsだというだけ。 で、a)パターンはほとんど不可能。彼らはWindowsじゃないと満足しないから、Linuxを勧めても Windows互換機能を求めるし、それならWindows使った方がマシ、という結論になる。 b)はその特定のソフトウェアによる。例えば、MSOfficeであっても、複雑なマクロや書式などを 使わない人であれば、OOoに移行が可能かもしれない。ただ、こういう人には、移行のマニュアルが 絶対的に必要。一対一対応できるくらいのね。仕事のオフィスワークで使ってる多くの人は、実は この層の人たち。だから、情報処理の人間がLinuxに詳しかったり、小規模のオフィスでLinuxに詳しい 社員が熱心にサポートすれば、替えられる可能性がある。ただ、特定のソフトウェアがゲームである場合、 移行はa)と同じくらい難しいだろう。 c)のパターンがもっとも単純だが、もっとも手強いとも言える。Webとメールと年賀状ソフト、時々 ワープロくらいの用途なら、比較的容易に移行できる。彼らは自分たちがPCをよく知らないことを よく分かってるので、あまり余計なことをしたがらない。最初にこれはこうする、あれはこうする、 それ以外は出来ませんと説明しておけば、比較的おとなしくそれを使う。一方、突拍子もないことを いきなりやりだすのもこの層。友人に勧められたからと言って、いきなりUSBビデオキャプチャを買ってきて 動かない、などと言ったりする。一旦トラブルが起きると、サポートが大変でもある。 まあ、個人的にはLinuxh使いやすくなってると思うから、そこそこ使う人が増えるとは思うけど、爆発的な 「普及」は期待できないでしょ。
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