- 581 名前:login:Penguin mailto:sage [2007/11/06(火) 07:24:41 ID:iazxBmvQ]
- たぶん、ほんとに最初の人は、マニュアルなりヘルプなり読んだと思うんだ。一度は。
でも、そこであまりの難解さに打ちのめされて、「ああ、どうせ読んでも役に立たない」と なってしまって、「読まないことを学習」してしまったのではないだろうか。 あと、日本語と英語じゃそもそもの考え方に違いがあるんだから、単純な訳ではダメだと思う。 たとえば、チェックボックスのラベルの否定表現などは、英語ならば割と頭の方で not とかが 出てきて視認性がいい。だが日本語はかなり後にならないとわからない。些細なことだけどね。 ほかにも、コマンドは基本的にSVOの語順で成り立っているし、GUIのサブメニューなんかでも、 基本的に動詞→目的語の思考でたどらないといけない。日本人には発想自体がやや特異だと思う。 多くの場合「慣れ」の一言で片付けられてるけどね。逆に、誤変換もない、文字化けもない、 コマンドラインも、見慣れない言葉が並んではいるけど瞬時に読める母語、という英語圏の人の 目には、Linuxは相当に「使える」存在として映っているのではないかと思う。 (WinやMacと比べてどうかという話ではなく) で、そういう細かい、つまらない、数値にならない、泥臭いことをチマチマと考えながら、 機械いじりとは対極にあるような作業を続けるというのは、金ももらえない、うさんくさい ボランティア精神なんかじゃ無理だと思う(そもそもコンピュータ自体が英語圏の発想で 形作られているわけだから、大本にでっかいオーバーヘッドがある)。 そりゃ、ごりごりコードだけ書いて、ド派手なアイキャンデーをぐりんぐりん動かす方が、 作る方も、見る方も楽しいさ。毎日使いたくはないけどね。
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