- 60 名前:login:Penguin mailto:sage [2007/04/12(木) 03:50:35 ID:F9EzPpux]
- Linuxを例に考えると、ディストリビューターの手間暇とは、OSSの
勝って勝手な修正を統合する事の難しさに起因する物だと考えられる。 バージョンを揃えたり、複数のソフトを同時に使えるように調和させる という手間が生じ、その手間をディストリビューターが受け持っている。 そこにコストが発生している。 OSSを前提にした文化は、ソースを直接書き換えることを当然のように 行う。そのために、各種ツールやgccを大量の回数使ってインストールが 行われる。この際、メッセージが膨大すぎて、何を行っているかを把握 するのは事実上不可能であり、途中重大な警告が出ていたとしても、 周囲の煩雑で大量のメッセージに紛れて気付かない。 OSS文化では、まるで烏合の衆(=雑魚)が提供した素材を統一するために 手間と技術力が必要となる。このような手法は、素材の数をnとすると nの指数関数的に複雑さとバグの可能性が増えていく。 最初から全体を統合して設計していく手法を使うと、複雑さをもっと低く 抑える事が可能である。オープン開発では、最初から全体を統合して 設計していく事は不可能であるため、混合の指数関数的・複雑さが生じる。 これを調整するためにディストリビュータの人件費が必要となり、 コストは低くない。
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