- 874 名前:login:Penguin mailto:sage [2008/03/08(土) 18:47:50 ID:RSpr94Wo]
- RAID5,6で writeする場合、新データに併せてパリティも更新します
write範囲がストライプ全体ならば新データのみで新パリティを生成できます しかし write範囲がストライプの一部の場合には 新パリティ生成のために diskから readする必要があります(古いデータなりパリティなり) なのでRAID5,6での write処理は、read -> 新パリティ生成 -> writeという手順を踏みます 遅いディスクI/Oの readが余計に入るのでwriteペナルティと呼びます これを解消するために高額なRAID装置だとキャッシュ(メモリ)を積んでいて ホストからキャッシュにwriteした時点で応答を返し、ホストでは writeが完了します 実際のdiskへの writeはRAID装置が暇な時非同期で行ってます これが write backです ただし write back運用するとデータがRAID装置のメモリ上にしか存在しない時間が存在します このとき停電とか起きるとデータが消えちゃいます なのでバッテリなどによってキャッシュ保護してるRAID装置もあるんですよ あとね writeに不具合があるとデータとパリティがあってないことになるんですよ この状態でディスクが故障するとデータ復元した際に不正なデータになっちゃうんですよ ちょっとRAIDをかじると5とか6は怖いなと思うわけですよ 普通はそんなこと気にしないけどね
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