- 681 名前:login:Penguin mailto:sage [2006/01/08(日) 11:21:52 ID:0MQ5Megc]
- The UNIX Super Textは旧時代アプリケーションの記述を散漫に並べただけの本だよ。--helpかWebページの序章レベル。
今手元に旧版しかないので以下そのつもりで割り引いて読んで欲しい。 UNIXとは何か、どういうOSかと言う記述は非常に少なく、コンピュータとは何かという記述のほうが圧倒的に多い。 csh中心で、sh系は旧版だと設定の仕方すら載っていなかった(新版については忘れた)。 システム管理の記述は新版になって増えたが、個人でLinuxをいじる役には立たない。多くのユーザーを抱える、既に出来 上がったシステムの維持が主体になっている。アプリケーションをインストールして設定ファイルを書いて…という意味での システム管理ではない。/procの内容みたいなOS依存の情報ももちろんない。スクリプトを使ったシステム管理は書く余地が ない。ディレクトリ構成の説明は新版になって増えたのだろうか?旧版は/varに入れるものすら決まっていない変動期に 書かれたので、ディレクトリ構成の説明は少なめだった。 X windowのサーバ/クライアントとしての説明は役に立ったが、Linuxを勉強するためにこの本を買うのは薦めない。各トピックは 専門書を流し読みして、ネット情報と併用したほうがはるかに有益だし、そうするとこの本の中途半端に具体的な説明は8割が 不要だから。
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