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【Ubuntu】Linux Mint 4【派生】



628 名前:login:Penguin mailto:sage [2012/01/15(日) 12:55:57.88 ID:VSSQHk+g]
>>6
人間は気まぐれだから、日常を通じて一つの視点で整合的な整理整頓を隅々まで及ぼすことの窮屈さからは解放されたいこともあるのだよ。
積極的に必要な場面もある。
ある時点・ある必要・ある視点から目の前にあるシステムを対峙して利用することと、システムを時間的な経過にも耐えるような階層構造またはグラフィカルな構造として整合的に整理することは、また、別の考え方を必要とする。

現実の具体的な取りかかりというのは構造の一つのレベル・一つの部分・一つの片隅でしかない。
人は時々にそれを自分の視界に捉えて取り敢えず活動を許された全世界と見なして応答するのだ。
そうであれば、そんな場にフィットするような操作可能性を整えられる自由度が必要なのだ。

それは実際にたずさわる人によってもやろうとすることによっても異なる。
机で作業するとき、必要になる小道具を一旦取り出して全部ならべて置くか、必要に応じて引き出しから出して利用し使い終わったらしまうようにするか方式も作法も色々ある。

餅つきをするのに年の暮れにのみ利用するのであれば餅つき用の臼は小屋などにしまっておくのが普通だろう。
業務で毎日餅つきをするのであれば一寸だけ場所を移動して片づけるか、何時もの定位置で餅つきをしてそのまま別の場所で別の作業に移るということになろう。

問題の大きさ・質、人の立ち位置によって、道具立ての利用可能性は時に応じて編集され配備されるのだ。
そのために要求される自由度はシステム開発者の想像を遙かに超えていることだろう。
逆に、ある不自由が別の利用シーンの快適な便宜を担保することにもなるから話は複雑だ。






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