- 105 名前:神も仏も名無しさん [2007/03/24(土) 08:54:15 ID:+q+A7t3v]
- >>93 善無畏や徳一、一行、空海・慈覚
|善無畏三蔵|報恩抄に「彼伝を見るに云く、今觀畏之遺形漸加縮小K皮隱隱骨其露焉」という。 この文は宋高僧伝にある。臨終を述べたものではない。臨終は「定慧所熏全身不壞」とある。 これは露屍葬というもので、日が経って遺体の損傷が大きいので保存に勤めたという記事。 |徳一法師| 松野殿御消息に「徳一は舌八つにさけにき」という。日本で13世紀半ばに成立した 「私聚百因縁集」という物語にある。 |一行禅師|教行証御書に「一行が横難横死」という。源平盛衰記に「時の横災は、権化の人も、 猶遁れ給はざりけるにや、大唐の一行阿闍梨は、無実の讒訴に依つて火羅国へ流され給ひけり」 とある。平家物語にもある。 |空海、円仁|種々御振舞御書に「弘法慈覚等はあさましき事どもはあれども」という。 遺言により慈覚大師の木像は頭部と胴体を別に安置した。近年この木造頭部が重文に指定された。 おそらくそのことをいう。空海については不明だが、なんらか入定に関することであろう。 日蓮の誹謗はだからまあいづれも根拠はない。
|
|