- 16 名前:名無しゲノムのクローンさん mailto:sage [2014/06/29(日) 00:30:41.87 ]
- <承前>
例えば、捏造を指摘されている〇八年の『ネイチャー』の論文の共同筆頭著者は、中国人留学生と、 小室氏の腹心である塩島一朗氏だ。 「(塩島氏は)何の貢献もしていないのに、中国人留学生が良いデータをもってきたら、 自分の名前を共同筆頭著者にねじ込んだ」(別の東大病院医師)という。塩島氏は、この論文が評価され、 関西医科大学の内科学教授に就任した。捏造が判明すれば、失職の可能性が高い。 データ捏造が疑われている教授は、まだいる。〇五年、バイオリニストの川井郁子との結婚が話題となった 高柳広氏も、その一人だ。現在、東大大学院免疫学講座の教授を務める。かつて、骨免疫学研究で若手の ホープと目された人物だ。免疫学の研究者は「高柳先生の研究室の論文を、追試しても結果が再現されない。 世界中で、研究の信頼性に疑問が持たれている」という。 高柳氏は変わり身が早い。骨免疫研究の分野でボロが出たとわかると、研究分野を他の免疫の領域に 変えてしまった。 ところが、高柳氏の研究室にいたスタッフたちは、彼の「科学に対する不誠実な態度」 (元高柳研スタッフ)に我慢ならなかったようだ。最近になって、「『出したいのは、こんなデータ』 と指示され、日常的に捏造が行われていた」と証言する関係者が現れた。高柳研の落城も時間の問題だ。 なぜ東大医学部は、小室氏や高柳氏のような「似非科学者」を教授にしてしまったのか。 かつて東大医学部で学位をとった内科医は、「東大医学部の教授は、研究が好きなわけではない。 出世に必要だから、やっているだけだ。業績が出そうな分野があれば、急いで飛びついて、 おいしいところだけもっていく」という。 データ捏造こそ、出世の近道―。今や、東大医学部は、不埒な連中の巣と化した。 「他大学の教授からは、捏造といえば東大医学部と言われる」(医療専門記者)始末だ。 腐臭に満ちた医学界の権威には、大掃除が必要だ。
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