- 548 名前:名無しゲノムのクローンさん mailto:sage [2014/03/13(木) 02:02:43.85 ]
- >>439
これも以前に出ているだろうが、再掲しておく yasgreenrecipes.seesaa.net/article/391097356.html 細菌学系・生命科学者 Dr. Yas の不定期日記 この時の問題で最も責任が重いとされていた研究者は、私が調査中に会った時にはかなり憔悴して疲れている ように見えた。 調査のために提出を依頼した実験ノートや生データは保管が悪く、またそもそも記録を正確に残すことをしてい なかった(たしか、この人は『そういう習慣がない』と驚愕の説明をしたように覚えている)らしく、すでに存在しない ものが多数に及んだ。 コンピュータのハードデスクに保存してあったデータなどは、ある日、突然何者かに消去されていたという。 にわかには信じられない説明である。 そして、とにかく疲れきっているが誠心誠意調査には協力する、というこの研究者の奇妙な姿勢が強く印象に残った。 少なくとも、手っ取り早く成果を挙げるために本人が自分で計画的に不正行為に及んだようには思えなかった。 データの不正使用は電気泳動の内部標準の泳動バンドで多数見られたのだが、その人は「内部標準などという のは、何度やっても同じようにバンドが出るので実験毎にデータを取るのは無駄である。だから写真を使いまわ した。何の問題もないはずだ」と弁明したという。 これはつまり、本人が実は科学的な考え方を涵養するような教育をまともに受けてなかったのかもしれないことを 示している。 私の経験した不正行為の事例と今回の STAP 細胞の不正疑惑は、とても状況が似ているように感じている。
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