- 403 名前:名無しさんだよもん mailto:sage [2009/04/19(日) 23:25:14 ID:gdOnYG8z0]
- 取り出したのは、一万円札。
【春原】「学食のメニューだったら、安いもんだ。好きなの選べよ」 券売機に一万円を挿入する。 【朋也】「いいのか?」 【春原】「カツ丼でも、スペシャルランチでもどうぞ」 【朋也】「わたたたたたたたたたたーっ!」 ボタンを上から下まで、連射しまくる。 【春原】「うわっ、やめろーっ! ストーーーップ!」 【朋也】「おしんこおしんこおしんこーーっ!」 一番不人気のおしんこを連打する。…一万円、すべてが、食券に。 【春原】「………」 春原の手に、溢れんばかりに積まれている。 【春原】「僕のこと、嫌い?」 【朋也】「いや、こんなギャグを笑って許してくれるんだから、最高に好きだぞ」 【春原】「ははっ、だよねっ」 【春原】「って、許すかあぁぁーーーーーっっ!!」 【春原】「来月分の食費、全部、おしんこかよ、てめえぇぇーっ!」 【朋也】「ちゃんと、普通のメニューも入ってるだろ? よく見てみろよ」 【春原】「おしんこ、おしんこ、おしんこ、おしんこ、おしんこ、おしんこ、納豆、おしんこ…」 【春原】「おしんこ、おしんこ、おしんこ、おしんこ、おしんこ、おしんこ、おしんこ、卵、おしんこ…」 【春原】「おしんこ、おしんこ、おしんこ、おしんこ、おしんこ、味のり、おしんこ…」 どんどん哀れになってくる。そんな最高におかしい春原の姿を見て、俺は思う。 ああ…俺はこんなにも春原のことが大好きだったんだ、と。 【春原】「おい、岡崎、急げよ。昼休み終わっちまうぞ」 春原の声が聞こえた。 【朋也】「あ、ああ」 俺たちは登り始める長い長い坂道を…
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