- 367 名前:名無しさんだよもん mailto:sage [2009/02/26(木) 15:08:11 ID:6caAa1iJ0]
- 「準備もいいねぇゆきちゃん」
天体観測は公園でやるようだ。 笹森さんが占有している体育用具置き場から、双眼鏡を持ち出し、公園へ到着した頃にはもう一番星が見え始めていた。 草壁さんは鞄の中から自分の双眼鏡を取り出した。 「ふふ。街中だと肉眼で見れる星の数は限られてきますからね。」 まったりと、空を眺めながら日が沈むのを待っていると雲が出始めた。 「あぁああ」 笹森さんは嘆く。 「曇ってきちゃったね」 いつもミステリ探索はろくなことがおこらないので、しぶしぶ参加していたが、 今回は貴明も観測するのにまんざらでもなかったので、少々残念そうにつぶやく。 「さっきまで晴れてたのにぃ」 「今日の天気予報、実は曇りだったんです。朝からさっきまで晴れていたので、もうちょっと持つかなと思ったんですが、 天気予報があたっちゃいましたね」 「じゃあ明日またこようか?」 明日は学校行事の関係で休みになる。 「もちろんなんよ!この彗星は今回を逃したら1万年待たないと見れないんだから!」 1万年か。それはちょっとくたびれそうだ。と貴明は思う。 「では、18時ごろ、ここに集合でいいですか?」 草壁さんの提案に、2人は肯いたとき、3人の前に万歳をした長髪の女の子が。 「るー」 るーこがいた。その傍には相変わらずセットとして猫がついている。 るーこは、なにやら魔法のような力で友達を助けて以来、すこし表情が変わっていた。 自身の説明によると、力を使いすぎて追放され、故郷に帰れなくなったとのことなのだが。 「るーこ。最近彗星が見れるらしいぞ」 るーのポーズをするるーこ。 「しっている。うーの天の赤道付近にあらわれる」 「へー。じゃあもう見たの?」 「るーはまだ見ていない」
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