- 610 名前:大学への名無しさん mailto:sage [2011/03/30(水) 17:22:56.07 ID:6LYy0NzZ0]
- 私大バブルが崩壊して10年。国公立と有名私大の勢力図が様変わりしている。いまや両方合格したら国立大学を選ぶケースが圧倒的なのだ。
河合塾・東日本大学情報部の別府正彦部長は、こう話す。 「95年と今春では、全体的に勝敗は変わっていないものの、内容をよく見ると、国公立大の優位がいっそうはっきりとしたことがわかります。 いまや、有力な国立大に対抗できる私立大は、慶応くらいではないでしょうか」 高校の進路指導の現場ではどうなのか。首都圏の名門県立高校の進路指導担当者は、こう言う。 「国立大に行く学生は、数パーセントずつ増えています。早慶レベルに受かっても、横国大・筑波大や東北大クラスなら迷わず国立大に行きます」 都立の名門校の担当者も、こう話す。 「やはり不況のせいでしょうか、できれば国公立という生徒は多いです。東大、一橋大、東工大はもちろんのこと、 埼玉大、千葉大などでも、自分の行きたい学部ならば、早慶よりも国公立を選んでいます」 駿台予備学校情報センターは、 「旧帝大や筑波大、一橋大、横国大などの国立大は合格者と入学者の偏差値がほとんど変わらないのに対して、 私立大では早慶を筆頭に、二つの偏差値の間に差がある 結局、私立大は上位校でも、国立大との併願先という位置づけになってしまっている。早慶レベルでも、中堅以下の国立大と対抗するのがやっとなんです」 河合塾教育情報部チーフ神戸悟氏 www.geocities.jp/plus10101/smai.jpg 「理工系学部合格者の追跡調査をすると、早慶と旧帝大や東工大クラスの両方に合格した受験生は、ほぼ100%国立大に入学します。 私立トップの早慶でも、勝負になるのは千葉大から下のレベルです。」 国立大学合格者の歩留まり率はここ数年、90%台を維持している。 つまり、合格者のほとんどが入学しているということだ。 一方、私立大合格者の歩留まり率は30%台。 今も国立大の人気が高いことは間違いないのだ。
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