- 207 名前:199 mailto:sage [2008/03/27(木) 20:17:40 ]
- >>205
面白い反論だね〜。確かに杉林にしたのは林野庁だけど、当時の木材需要が 半端なく日本国内の供給を上回っていたから、 建築構造材として使える樹種の中で、成長量が速い杉を植えたのだよね。 広葉樹林帯を造成するには数十年どころか数百年はかかるだろうね。 白神のブナだってあのあたりのブナで使えないブナがただ残っていただけで、 かなりの年数を経て天然林信仰者の大好きな「力強い美しい森」ができるわけだ。 めでたし、めでたし。 で、広葉樹林帯ができて動物相が豊かになって、クマが野里まで出てこなくなる 訳じゃないってのは知ってますよね? 里山と呼ばれる、それこそ自分の裏山の木を燃料などに使ってからこそ、人を恐れて クマはあまり出なくなるわけだ。 でも今は限界集落という言葉が出てくるほど、里山が失われているわけだ。 つまりは、首都圏付近の山をあらかた広葉樹にしたら、それこそクマが里まで 降りてくる可能性も高くなるわけだ。 それはどうするのか? というのが一点。 もうひとつは、そういう山を形成したら建築材として使う木はどこから持ってくるんだ ということ。自然保護を訴える人って、日本がきれいな山になれば他国は どうでもいいと、まさか考えてはいませんよね? ちなみにね〜、拡大造林は杉山だけじゃないですよ? あと、国有林野を広葉樹化(複層林化)するという計画もありますので、 それを一度見てから反論どうぞ。
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