- 373 名前:非公開@個人情報保護のため [2007/10/06(土) 12:53:23 ]
- (続き)
南区の鷲尾卓久総務課長は 「通帳が残っていないのでプール金作りの手口はこれから調べる。急に必要になったアルバイトを雇うため、正規の手続きを踏まずに支出する金だったようだ」 と話す。 保険係では、銀行通帳が残っていたため、少なくとも五年前から三人の係長がかかわったことが分かっている。 〇二年度初めに引き継いだ額は約十三万五千円。アルバイトの就労日数を水増しして、実際に支払ったアルバイト代との差額をプールしていった。 その後、〇三年度までに約七十二万円が入金された。 その間、繁忙期など急に臨時職貝を雇用したときの人件費として約四十七万円を支出。 さらに余った金で〇五、〇六年度、書類保管庫など二十八万円分を購入していた。残金は九万四千円。 中川区長は「私的流用はなかった」と弁明。 備品は本来、予算で購入しなければならないが、保険年金課の備品購入費の予算は〇五年度は十八万円、〇六年度はゼロ。 「予算がないものだから、プール金で区民サービスに必要なものを買っていたようだ」と釈明した。 ◆区民ら「またか…」◆ 市は今年初め、住民票の手数料三百三十万円以上を着服したとして南区役所職員を業務上横領の疑いで県警に告訴したばかりで、南区民は相次ぐ不祥事に怒りや失望をあらわにした。 「またかという感じだ」とあきれるのは南区区政協力委員の片山丈夫さん(70)。 「役所で働く人にはもっと自覚が必要だし、議員をはじめ市民も役所に関心を持って監視の目を光らせないと」と指摘する。 南区の米穀店経営柘埴智子さん(47)は 「身近な区役所で(こんな不祥事が)起こるなんて。信じていたかったけれど残念。民間のお店では税金を納めなければいけないので、一円単位の領収書をきちんと付けている。納めた税金を使う立場の役所で、あってはならないことだと思います」 と失望した様子で話した。
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