- 488 名前:マンセー名無しさん mailto:sage [2019/04/06(土) 12:41:20.04 ID:NKToaLOh.net]
- >>487
主要メモリー2種類であるNAND型フラッシュメモリーと 記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー(DRAM)の価格は、 2017年終盤と2018年初頭に天井をつけて以降、大きく値下がりしている。 大口の買い手は価格の上昇局面で、さらなる値上がりを懸念して大量購入したが、 現在は価格が底入れするのを待ちたいと考えているようだ。 IHSマークイットの市場調査アソシエイトディレクター、レイチェル・ヤング氏は 「これは心理的な要因だ」とし、「企業は様子見を続け、今後もっと安い価格で 購入できないか見極めている」と説明する。 サムスンや韓国SKハイニックス、米マイクロン・テクノロジーは過剰供給を減らす ため、設備投資を大幅に縮小した。これら3社はDRAM市場の約95%を占めている。 だが半導体の製造には約3カ月を要するため、メーカーは供給を早急に調整することは できない。 スマホ販売の低迷とパソコン(PC)の供給不足がメモリー需要に打撃を与えている ものの、予想されているサムスンの苦境は、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、 フェイスブックなど、データサーバー運営大手による需要減退が大きな要因だと 業界関係者は話している。これらのハイテク大手は価格が急上昇していた過去2年に、 半導体を買い占めていたようだ。 バーンスタイン・リサーチのアナリスト、マーク・ニューマン氏は 「これら高性能サーバー企業の一部は、何も購入していない。ゼロだ」と述べる。 ただ、同氏は年内には購入が再開するとみている。 サムスンは2017〜2018年に、ライバル会社ほど素早くDRAM生産を拡大しなかった。 だが、ちょうど需要が下り坂に向かい始めていた昨夏に増産に踏み切ったため、 他社よりも在庫の積み上がりが大きいと業界アナリストは指摘している。
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