- 2 名前:しいたけお [2008/10/01(水) 00:22:32 ID:odQQzHIN.net]
- しいたけ−学名は江戸です。ソテーしていただきます。(2008年9月25日(木))
(略) お店にはいろんな種類のきのこが並んでいます。私はきのこといえばしいたけが一番 ポピュラー、と思っていましたが、東京中央卸売市場の取り扱い実績データをみると、 数量のベスト3は、上からえのき、しめじ、しいたけの順で、しいたけは3位。 金額でカウントしたランキングでいくと、1位しいたけ、2位しめじ、3位えのきで、しいた けがトップでした。 しいたけの学名は、“Lentinus edodes(レンティナス・エドデス)” 。この“edodes (エド デス)”は「江戸」を表しています。江戸時代前期から栽培が始まったことと関係している のかもしれません。 当時は、シイ、ナラ、クヌギなどの原木になたで傷をつけ、そこにしいたけの胞子が自 然に飛んできて着くのを気長に待つ、という方法でした。胞子はいつ飛んでくるのか、確 実に着くのか、まったくわからない。収穫は風まかせ、天まかせです。 ですから、山の木こりたちは、切った木で炭を焼くか、しいたけ栽培に使うか…、と悩 んだといいます。当たれば大きいけれど、そうは問屋がおろさない。バクチのようなもの だったのでしょう。 1942年、不可能とされていたしいたけの人工栽培が、農学博士の森喜作さんによっ て開発されました。コナラなどの木に、しいたけ菌を人工的に植えつけて育てる画期的 な方法です。 しいたけ菌の植えつけは、原木に刻み目を入れ、しいたけ菌をたくさん着けた木片を 打ち込みます。こうして安定した収穫が得られるようになりました。この方法は「原木 (げんぼく)栽培」と呼ばれ、少し前まで主流でした。 いま出回っているしいたけの多くは「菌床(きんしょう)栽培」で育てられています。おが くずなどを固めたものに、しいたけ菌を植えつけ、ハウスなどで栽培します。原木栽培よ りスペースはとらないし、軽い。たいへん作りやすくなったわけです。 しいたけのパッケージには、「菌床」「原木」と書かれたシールなどが貼ってあります。 原木はあまり見かけなくなりましたが、チェックしてみてください。 (略) 画像:左が原木、右が菌床 ttp://realsimple.nikkeibp.co.jp/article/columns/20080922/102614/shikake1.jpg ttp://realsimple.nikkeibp.co.jp/article/columns/20080922/102614/shikake2.jpg ソース realsimple.nikkeibp.co.jp/article/columns/20080922/102614/ realsimple.nikkeibp.co.jp/article/columns/20080922/102614/?P=2&ST=life
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