- 288 名前:名乗る程の者ではござらん mailto:sage [2005/05/24(火) 23:52:34 ID:???]
- 信長もいいが、軍人役もいい。
いや、「おはなはん」以外にも。w 「日本の一番長い日」の陸軍の軍務課長役とか。 あれには戦慄したな。 はじめは普通にエリートな作戦主任参謀で。陸軍省で宮城内で 御前会議の行方に右往左往する様なんか、なんでこの役、わざわざ高橋幸治なんだ? 映画版の井上孝雄タイプでいいんじゃね-の、と思ってしまったが、これがまた 阿南陸相が「承詔必謹で終戦決定だ」と伝えるところへんから、本領発揮・・・ 内政班長として“兵力使用計画”の立案者、中心人物でありながら、 御聖断後には、部下の畑中少佐・椎崎中佐のクーデター決起に対して、ただ傍観を きめこんじゃう。先の状勢を読む目の怜悧さは、信長譲りw。 にしても冷たいおっさんだ。 ほんで、なんといっても阿南陸相の自決を彼が見届けるシーン。 阿南が割腹して死にきれずに断末魔のうめき声を上げてるのを、後ろに座ってじ-っと見てる んだよね、このおっさんは。「介錯して楽にしてやれよ-‥」と思うほど、長いこと・・・ 端整で怖い個性の持ち主。底光りする演技というのは、こういうのかと思ったもんです。
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