- 615 名前:おさかなくわえた名無しさん mailto:sage [2005/04/05(火) 00:09:12 ID:Dd9w2V/I]
- 金髪の少年東京に引っ越してきました。
彼は別に染めているわけで無く、お祖父ちゃんにあたる人が欧米系で金髪でそれを受け継いでいました。 少年は不良っぽい顔をしており、喋る言葉は生まれ故郷の大阪弁。 周りの人は彼を不良だと思いました。 しかし、実際に彼は普通の少年で家でハムスターと遊ぶのが好きな少年でした。 ある日、少年はサイフを拾いました。 少年はすぐに交番に届けました。 交番には警官と老人がいました。 少年がサイフを出すと、老人が「それが私の物かも知れない。」と言いました。 サイフの中身を見てみると免許証からそれが老人の物だと分かりました。 少年は持ち主が見つかり安心して帰ろうとすると警官が呼び止めました。 警官はまず、少年に住所、電話番号、学校の名前等を聞きました。 少年が何でそんな事を聞くんですかと、聞くと警官は「いいから答えろ!」と 偉そうに言いました。 少年はまた怪しまれているんだと思いました。 警官は次に老人にサイフの中から無くなっている物は無いかと聞きました。 すると、老人は「なぜ、そんな事をする必要があるんだ。」と言いました。 「いや、一応。」と警官が言うと「あなたは私の恩人を疑うのか!」と怒りました。 警官がビックリしていると、老人は急に携帯で電話をしました。 老人が電話口でしかるように言いました。 老人が携帯を切ると、警官をまた叱り始めました。 少年は驚いてそこに止まっていました。 しばらくすると、その交番に少し御偉いさんの警官がやってきました。 御偉いさんは老人に平謝りでした。 老人は実は今は現役を退きましたが、昔は警察に勤めており、中々上の方まで行った 人でした。老人はある程度、2人の警官を叱ると少年に「ごめんね、こんな目に合わせてしまって。 これ少ないけど。」といい、サイフに入っていたお札をすべて取り出すと 少年に渡し、少年を帰らせました。
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