A 不可解な欲求不満 一面では、社会を不当に敵視し、ルサンチマンを抱く。他面、周囲の全ての者に対して自己への全面的な受容・賞賛と無条件の愛情を求める。常軌を逸した自己愛の強さと自己欺瞞の深刻さ。 実質的に社会の不要物と化しながらも、潜在的には強烈な権力欲、他者攻撃本能および自己顕示欲を有する。子ども、動物などと心理的に一体化して自我の拡張を図り、代償的満足を得ようとする。 犬の飼い主の大半を占めている。(境界性人格障害 or 自己愛性人格障害)
B 強度のコンプレックス やり場のない強い劣等感を抱き、ひがみ根性が根深い。劣等感と過去現在の生活実態との因果性は不明確であり、資産・収入・職業・学歴・地位・表面的な声望・性別等との相関性も低い。 被害者に対し野卑で自棄的な言動を示し、会話が成り立たず、近隣トラブルの不要な深刻化、長期化、拡大を招く。(アスペルガー症候群 or 反社会性人格障害)
C 主客と善悪の観念の欠如 客観的な行為状況とは無関係に、常に“被害者”を演じ、派手な逆ギレを厭わず、攻撃的、好戦的である。“被害者”として大々的な騒動を惹き起こしつつ、その直後から加害行為を従前同様に平然と再開する。 世界は、自己の主観においてのみ存在する。世の全ては、自分に無言で奉仕するためにのみ、存在が許される。 是非善悪を弁別する能力を致命的に欠損している。法律も常識も制度も、自ら即製し、これを絶対化する。自己相対化の不全。(演技性人格障害) >>3に続く