- 551 名前:さてつ先生机下御待史 mailto:sage [2017/06/28(水) 18:11:10.17 ID:xbw6mqCv.net]
- >>543
昔、一度勉強したけどちょっと忘れて少しググったりしたけど、元々パニック障害自体がかなり新しい概念で、 今も特別心理的な原因は不明、ただ他のうつ病や不安神経症なんかと同じように SSRIやSNRIなんかが効くという所から推測するとパニック障害もセロトニンやノルアドレナリンなんかの脳内の機能異常(働きの悪さ、機能異常によるもの アルツハイマーや脳梗塞とかは形の悪さ、器質的異常と考える)じゃないか、機能異常なんで決して気持ちの問題ではないよ、という見方が強いね。 特にノルアドレナリンは自律神経の交感神経の興奮で分泌される物質でもあるし ストレスや緊張が掛かった時に関与するホルモンでもあるので関係あっても不思議ではない。 高医は名医と言って、後からなら誰でもなんとでも言えるという前提だが 今から思えば最初の急に倒れた迷走神経反射がパニック発作の1回目という考え方も出来る。 パニック発作の症状にめまい立ちくらみ心拍数増大血圧上昇もあるし ノルアドレナリンのホルモンの働きから過剰に交感神経亢進して血圧上昇、それを今度はムリに正常に戻そうとした血圧低下で倒れる事自体はあっても不思議ではないし。 その前に気付かずに既にムリしたたり疲れてたりして、倒れた事がトリガーになって その後また倒れるのかもとか原因不明とか言われて予期不安なんかも出たりして、という流れもあるかも知れない。 直接の原因ではないけど、その後の始まりのトリガーになるのは予期不安からの慢性化という流れで十分考えられるね。 パニック障害、発作の症状は人それぞれで多彩だから寧ろ同じ症状の人の方が珍しいかも知れない。 俺もネットで症状ググったけど、今はどこも教科書のコピペサイトが多くて典型的な症状ばっか書いてあるけど、 そもそも典型的な症状に乏しいのでパニック障害の概念自体が新しく分けられた訳だし。 ネットでDSM-WやICD-10なんかの診断基準なんかも素人でも見れるようになってるけど あれはあくまでもお医者さんの研究の為に基準を世界統一しましょうね、という事なので そこに書いてある症状以外の症状が初初でもその後のエピソード、症状の再発や変化からそう判断できることも十分ありえる。 まぁ精神科医と違って実際にそういう患者さんを診たという事ではないけど、 1回目だったとかあるいは合併症みたいに併発したものでトリガーになったとかは矛盾しないと思います。 あと患者さんを安心させる意味で精神科領域では「それは起こらないから安心していいですよ」という事はたまにある。 昔は抑うつ、不安神経症なんかでネットで調べると余計不安感を増長するから見ないように、とか言う時代もあったし。 とりあえず、鍼灸でパニック障害やそれに近い症状を治療すること自体は珍しくないので まずは通院に無理のない範囲で電話で問い合わせたりしてみては。 「パニック障害なんですけど治療出来ますか?」と聞いて、詳しくない鍼灸師なら逆に出来ないとハッキリ言うでしょう。 もし俺が受けたとしてもまぁ週に2回も3回もは掛けないけど最初は週1くらいから始めて パニック障害の症状の軽減からまずは取り掛かり、徐々に自覚症状が減ってきたら行動療法的に日常生活に慣れたり仕事の復帰も考えなきゃだし、 それで職場復帰、生活の安定が出来てからそこで始めて減薬なんかを考える、という感じなので 少なくとも半年〜1年はトータルに掛かる、というか敢えて時間を掛ける、という取り組みになるので 通院に負担が掛かるのは治療上も好ましくないと思う。 半年〜1年というとそんなに長いの!?と思うかも知れないが、 抑うつや不安神経症パニック障害なんかはやっぱ焦りは禁物、不快な症状は早く取り去らないといけないが復帰はゆっくりとが大事。 治療の目標はあくまでも普通に生活できることであって、 病気の治療や減薬自体が目的ではないから。 前にも書いた人みたいに20年パニック障害の治療してても働いて日常生活が出来てれば特に問題ないわけだし。 薬の長期服用なんか高血圧や糖尿病なんかや、あるいはアトピーでステロイドとか他の病気でもあるわけだから、 少ないに越したことはないけど必要なお薬はムリに我慢することは無いと思います。 たまに居るけど、病院の薬は飲まないけど、サプリメントとかぁゃιぃ健康食品なんかはかなり摂取したり どっちが身体に良いのか…
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