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鍼灸マッサージ質問相談室パート9



466 名前:さてつ先生机下御待史 [2017/06/16(金) 12:37:29.36 ID:S0fuC6q0.net]
ま、考えてみれば鍼灸師って人に鍼ブッ刺してそもそも危険な治療を行う為の国家資格なわけだから、それこそ過去の医療事故で檀中に刺鍼して心タンポナーデ起こして死亡させたとかそういうリスクは常にあるわけだよね。
ただそれを保険の約款みたいに全部カルテに記載してたら実務上治療にならない訳だから、鍼灸師会や鍼灸学会なんかに所属しとく、賠償責任保険に加入しとく、
鍼灸安全ガイドラインの本とか1冊買って置いとく、それでも気になる部位はカルテに記載しとく、
とかのリスクマネージメントは常に頭に置いておくようにすることだよね。

俺は開業当初、一般的な注意事項書いた書類に同意のサイン貰って、やり過ぎかなーと途中で止めたけど、最近の鍼灸院なんかでは逆にそういうサイン貰うとこもあるという。
患者さんも病院で治療のインフォームドコンセントの同意のサインするのに慣れてるから鍼灸院なんかでそういうのをしてもいい時代かもしれない。

例えば膝の刺鍼とか鍼の感染についてなら「鍼治療による感染に関する98文献による検討では刺鍼による可能や感染が25件報告されているが、
と書こうと鍼灸医療ガイドラインを引っ張り出して書いたが、ここだけ書くと逆に不安にさせるなw
よく内視鏡とかの同意書なんかは「学会報告によると○○件中×件(0.001%)でおきたとの報告がある」みたいな記述があって、でもドクターが「ただ現在当院ではこういった事故は起きていませんし、起きないように注意しています。
もちろん、こういう事故が起きた場合は△△な処置をして安全を期すよう努力しています」とか説明するよね。

鍼灸でも恐らく総患者数や総刺鍼数に比べて25件とかだと0.001パー以下だろうとは想像できるけど、今後そういうデータが出てくるのとかもチェックして注意書きとかに加えておくとか必要があればその都度患者さんに伝えるとかね。

俺は自分の治療スタイルとして患者さんの身体の状態、病院で言われた病気ならそれの説明とそれに対するアプローチ、計画を話して、当然その中で患者さんがリスクを感じる場所はそれの注意も話して
それで患者さんに質問受けて納得して実際の治療に入る←ここまでで初診で長いと30分くらいかかることもあるが、これだけで治療の8割が終わることもある
という中でインフォームドチョイス、リスクマネージメントを行ってる。

学校の教員が「患者さんへ病気の説明をして対応を話して教育することも治療です」と言ってて何じゃそれ?と思ったが今は患者教育も治療の内、というのがスゴク大事だと感じる。


弁当待ちに書いてたら長文ゴメソw






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