- 155 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2011/07/19(火) 13:40:12.36 ID:6ICcCo8u.net]
- >>153
間違ってたら申し訳ないんですけど、本治というのはその症状を出している 根本原因をたたくということだと考えます。 長野式の場合は扁桃、?血、胃の気の3本柱とし、第1段階の処置としています。 高齢者の場合は、これに下垂(腎虚)を加えたものを、まず改善させることに 主眼を置き、治療効果があがるように下準備をほどこしているわけです。 こと扁桃処置にいたっては、潔先生の治療論の根幹となっているため、扁桃の 所見がある場合は、扁桃が本治となると思います。 長野式運用においても>>154さんがおっしゃるように気水穴処置は、処置の第2段階か 第3段階目に使用することが多く、経脈の流れを整えるための微調整(個人的には経脈病を主眼) しているような印象です。 経絡治療などのイメージであれば、「肝腎の虚」と言われれば、曲泉、復溜などが 本治となるかもしれませんが、長野式の場合であればその場合も、扁桃、?血、胃の気 が導入治療となります。それから、各種所見で残っているものに対して処置、 火穴の圧痛が残るようであれば気水処置の流れが多いです。 ただ腎経の火穴や心包経の火穴に反応があるケースでは、副腎処置や頭部お血処置の際に 気水処置が組み込まれ配穴が変化します。また火穴の圧痛箇所が多い場合も、交感神経過緊張 とみなし、治療の初期段階で、復溜、尺沢(すべての火穴反応を弱める)や左外関・臨泣または 中かん、気海、関元(交感神経抑制)を使用します。
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