- 207 名前:名無しさん@引く手あまた [2011/07/03(日) 13:01:12.34 ID:Bq2kHD3IO]
- マジレスしてやろう。
SJ社の専門調査は対人賠償に対するもので調査とは名ばかりで要は示談が仕事。 SJの契約者が事故を起こして相手を怪我させ、その相手に対する示談交渉。 SJ社の対人担当には、賠償主事と専門調査の二種類いる。 賠償主事は前職を早期退職した嘱託おじさん軍団で、担当するのは打撲なんかの軽傷事案ばかり。 一方、専門調査は死亡事案、意識不明事案、重症重症、高度後遺障害事案を担当する。 それに加えて賠償主事のおっちゃんでは交渉をまとめきれずに揉めてグシャグシャになったキチガイ事案も担当する。 専門調査が受け持つ事案は内容が濃く、それまでの経緯も複雑極まりないものばかりで受け持つ件数も多い。 被害者から突然電話があり、一方的に訳の分からないことを捲し立てられても 一語一句間違いのない言葉で冷静に正しい対応をしなければならない。 ちょっと口がうまかったり、若い頃にやんちゃで揉めるのは屁でもないとかいう程度で乗り越えられると思ったら大間違い。 一瞬の気も抜けない相手ばかり。 そんな“お気軽”な相手の対応なら、わざわざ専門調査という職制を作らない。 賠償主事のおじさんで十分のはず。 むしろ、人生経験で言えば賠償主事のおじさん達の方が上だし、見た目も厳つい。 交渉をまとめられないでいると社内からダメ社員のレッテルを貼られ、女性社員からも見下される。 必要な知識もかなり多義にわたり、最低限でも道交法、弁護士法、民法、刑法、医療知識、車の知識が必要となる。 それでもプロパー社員のように年収1000万を越えることはない。 役職も課長が最高で、それで年収800万程度。
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