- 131 名前:マジレスさん mailto:sage [2010/06/12(土) 03:25:20 ID:ziVUi1hG]
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説得を続けていると、母は私と同い年の看護師さんを紹介しました。 「この子はすごくいい子だ。お願いだから、この子と付き合ってくれ」と。 私は、それを拒み、お願いだから納得して、認めてくれと頼みました。 母は言いました。 「生きる気力がなくなった」 次の日、それについての話は全くしませんでした。 その3日後、母は亡くなりました。死に目には会えませんでした。 なぜか、死因が不明。 死に方が、肺炎でも肺癌でも乳癌でもなく、医者も死因がわからない。 死の何日か前に急激に弱ったのですが、その理由も不明。 残り数ヶ月の見込みだったのに、なぜか2週間程度しか生きていられなかった。 婚約者の出来事がなければ、もっと長く生きていられたのでは? 最後、止めを刺したのは自分なのでは? 死んでしまったら、もう説得もできない。喧嘩もない。 私の将来が成功しようと失敗しようと、母は喜びも悲しみもしない。 嫌いな母でいいから、生き返ってほしい。 私が成人するまで癌と戦い、育ててくれた事に、恩返ししたい。 外国に行った事がないから、結婚する時に、育ててくれた恩返しに旅行に連れて行ってあげたかった。 死ぬときぐらい、わがままを聞いてあげればよかったのでしょうか。 1日に何度も思い出し、そのたびに泣きそうになる。明日が四十九日です。 四十九日ぐらい経てば、少しは悲しみも薄れるだろうと期待していましたが、全く変わりません。
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