- 489 名前: アネモネ mailto:sage [2019/12/29(日) 05:23:01.88 .net]
- 「蓋然性が高い事実」とはなにか。
目の前に、とある豆電球、とある電線、とある乾電池がある。 これを適切に配線すれば、とある豆電球は光るであろう。 しかし、厳密にいえば確実ではない。 豆電球のフィラメントが切れているかもしれない。 電線も被覆のなかで切れているかもしれない。 乾電池が数十年前のもので、すでに自然放電しきっているものかもしれない。 なにかしらの不具合で、ものすごく低い確率ながら、豆電球が光らないことはありうる。 それでも、いま目の前にとある豆電球、とある電線、とある乾電池があって、 見た目に問題がなければ、オレたちはこれらを組み合わせると豆電球が光ると考え、 それを事実と見做す。 これが「蓋然性が高い事実」。
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