- 417 名前:名無しの車窓から mailto:sage [2010/11/03(水) 13:11:54 ID:wgsTcBJ6.net]
- >>412 >>416
東京調布の日活撮影所や、大映撮影所も20,000V受電で、両者共通の特別高圧送電線が多摩川を渡っている。 池袋のサンシャイン60ビルは配電線が高圧の6000Vではなく、特別高圧の20,000Vだそうだ。 川崎から狛江・調布・三鷹を通って中央線に繋ぐ国鉄特別高圧送電線は元々は懸垂碍子3段の20,000Vだったが、 送電容量を増やすために昇圧されている。66000Vかな? 電力会社でも送電容量増のため66kV→154kV昇圧とか改造してるし、新幹線がパワーアップ改良で285kV化された。 開業時は一部に66kV受電の変電所があり、並列負荷の一般工場の供給電圧を不安定にして不良品を出していたとか。 古い私鉄の変電所はほとんど20,000V受電だが、増強部変電所の電力を電力会社から買うと、 60,000Vや70,000V受電の変電所になっている。 京葉線も自前の送配電網の変電所は20,000V、東電から買ってるとこはたしか60,000V受電かな。 20,000V用の標準的量産資材が大量にあるんだから、交流電化試験に各種絶縁装置まで新規開発する25Vなんか採用しようとは思わないよ。 絶縁離隔云々は、当初は通産省令の「電機工作物規定(現電気設備技術基準)=電気法規」で定められていたのを、交流鉄道用の様々な例外規定を設けて 交流電化を実現させている。今は鉄道の規定を分けて定めているはず。 工作物規定は、技術革新毎に例外規定を積み重ねている、いわば融通無碍の規定だが、安全立証はその都度されている。
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