- 675 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2009/09/29(火) 04:24:13 0]
- 少しだけデータセンターで運用経験のある俺が無責任に計算してみる
まずラック当たり最大50Uぐらい利用できる(他にもネットワーク機器とか使うからね)として、仮想マシンは1Uあたり20と想定する。 すると50 X 20 X ノード当たり月額料金がグロスだな。月額2000円なら月200万だ 次にコストはラック代は一時期国内需要が減ってデフレしたから今なら月10万ぐらいかな。それ以下でも結構ある。けど怖い。 回線代は1Gbpsで20万ぐらいだろう。 電源は意外に高くて、大抵は最低料金を超えて追加分が必要になると思う。詰め込んだら詰めただけ必要。多分10〜20万ぐらいとする。 もちろんマシン代も必要。50U分なら500万ぐらい?ただし普通は初期投資なら減価償却でキャッシュフローに影響するのでここではコストと考えない。 あるいはリースのところも多いだろうね。この場合はコストになる。 すると大体ラック当たりコストは月50万ぐらいとして、グロスが200万ならうはうはという気もするが、ここに人件費がかかってくる。 一人雇えば最低でも月50万から80万ってところ。一人で24時間監視は無理だから普通は三人ぐらい必要。 すると一気に月額コストは150万から240万になる。1ラックなら、真面目にやってしまうとほぼ赤字だね。 当然ラックを増やすことで固定費を平準化して限界利益を確保したい。 100ラックにすれば1ラック当たりの人件費は2万程度だしほぼ無視できるようになる。 なのでlinodeみたいに次から次へとノード増やすのは、売り上げを増やす以外にも利益を増やす意味から当然の戦略。 また様々な内製ツールを使って運用をどれだけ楽にするかが、各社の知恵の出しどころだろうし、コストにも関わってくるだろう。 あくまで国内での経験だけど、人件費とか固定費を平準化して(つまり変動費化して)利益化するのはどこでも王道だろう。 でも海外だとラック代(場所代)とか人件費は安いだろうから、損益分岐点は見通し易いだろうね。
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