- 137 名前:卵の名無しさん [2008/06/02(月) 14:06:37 ID:likgzhgM0]
- 匿名発表:よくないことでもプライバシー 公的機関に広がる「非公表」の論理
◇匿名、匿名、匿名。 mainichi.jp/select/jiken/news/20080602ddm012040021000c.html 不祥事を起こし懲戒処分された公務員らの匿名発表が続いていることが昨年4月から1年間の事例を調べた毎日新聞の調査で分かった。 プライバシーや個人情報の保護を名目に、付随する情報を伏せるなど発表内容や方法にも首をひねる対応が少なくない。 大学や医療機関のケースを中心に報告する。【まとめ・本橋由紀】 (中略) ◇「特定避けると決めていた」−−手術後死亡の患者名 青森県立あすなろ医療療育センターで今年3月、当時11歳の女児が手術中に危篤状態になり5日後に死亡した。その2日後、 県と同センター所長(担当医)の記者会見の際に配られた資料には患者の氏名、年齢、住所などがなかった。 記者が質問したところ、所長が前日、遺族の意向も聞かずに「会見を開くが、患者のことがわからないようにする」と 決めていたことがわかり、記者が抗議した。所長は遺族に電話し、遺族は了承。30分後に実名を発表した。 山形大付属病院は07年12月、整形外科診療科長の教授を停職7日の懲戒処分にした際、匿名で発表した。05年5月に 美容的外科手術を受けた女性患者に後遺症が残った問題を受けたもの。「内規で決まっている」が理由で、 取材を基に、記者が名前を確認したところ認めた。
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