- 250 名前:「ヘイ! Mr,サンシャイン」byヘボ パート@ mailto:sage [2007/06/30(土) 12:31:45 O]
- 太陽は、もう三日間も姿を現しませんでした。空には暗黒と淡い月夜とが交互に訪れるだけで、美しい青空は広がることはありませんでした。
生き物たちは不安になりました。太陽が出ないことは、彼らの常識の中ではありえないことだったのです。世界の終りだと叫ぶ者まで現れました。 星たちは姿を現さない太陽に尋ねました。 「貴方を待っている者たちが沢山います。どうして姿を現さないのですか」 地響きのような、暗く落ち込んだ声が辺りを振るわせました。 「……恋に恋して、恋に破れたんだ」 悲痛な嘆きでした。 「彼女は美しかったんだ。綺麗だったんだ。俺みたいに荒っぽくなく、おしとやかで清楚だったんだ。憧れてたんだ……」 星たちは段々ことの次第が掴めてきました。それは三日前のこと、太陽は月に告白し、「私、貴方のことタイプじゃないから」と玉砕していたのです。彼はその辛さから、姿を現さなくなってしまった。 なんと迷惑な話でしょうか。星たちは皆うんざりしました。呆れながら、月に相談しました。 「あら、そうだったの? ふーん。益々嫌いになったわ」 吐き捨てるように彼女は呟きました。星たちは月頼むのは諦めようと心に誓いました。しかしながら誰かが太陽の傷心を癒さなければ、暗黒はずっと続きます。悩んだ星たちは惑星に頼み始めました。
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