- 796 名前:名無しの愉しみ mailto:sage [2016/06/19(日) 12:16:15.28 ID:???.net]
- 麦茶はなかなかの優れものです夏の暑い盛りに飲む麦茶がおいしいのはこういう栄養学的背景があったわけですしかしその優秀な麦茶も最近は工場でつくられペットボトルに入った状態で売られています自分でつくれば入れる必要のない食品添加物や栄養強化の
ための物質が入っているなどとかくメーカーは余計なことをします同様にペットボトル入りの緑茶にもビタミンCやアミノ酸高濃度茶カテキンなどを加えたものが多く出回っておりそれなりに売れているようですから消費者はその危険性を何も知らないということなので しょう高濃度茶カテキンには問題が多く話題になったこともありましたがあまり消費者には危険性が伝わっていないようですカテキンは体脂肪を減らすなどと喧伝されていますがその根拠は血糖値の上昇や心拍数の増加などを起こすアドレナリンを分解する酵素の 働きをカテキンが阻害するところにありますしたがってカテキンを摂取するとアドレナリンが増えて交感神経の作用が強まり結果的に脂肪燃焼が活発になるという理屈ですしかしもしこれが本当に体の中で起きているとしたら大変なことですなぜならば脂肪燃焼が活発に なるレベルまでアドレナリンの量が増えるのであれば交感神経の作用は非常に強くなっておりそうであれば心拍数の増加や血圧の上昇不眠下痢などさまざまな症状が表れるはずです裏を返せばそのような作用が起きないということは脂肪燃焼も活発化していません しかも高濃度茶カテキンには発がん性も指摘されていますのでうかつに多量に摂ることは避けたほうが賢明でしょう2007年にはカナダでサプリメントに使われていた高濃度茶カテキンによって肝障害が起きたことが報告されておりそのためにカナダでは販売禁止に なっていますまたアメリカでは高濃度茶カテキンを含む製品は注意書き付きで販売されています09年にはイタリアで高濃度茶カテキンが原因と考えられる肝機能障害の研究が行われ因果関係はほぼ確実と判断されてもいます日本でも動物実験ではありますが通常の 高濃度茶カテキン入り飲料一本で人間に換算した場合の摂取許容量を超えるということが判明していますそもそも健康効果も疑わしい高濃度茶カテキン入りのお茶を国が特定保健用食品トクホとして認めて販売され続けていることに納得がいきませんしかもそれら 商品には高濃度茶カテキンによる肝機能障害の恐れや注意を促す事項などが記されていないことは甚だ疑問です
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