- 5 名前:食いだおれさん mailto:sage [2014/06/07(土) 06:54:43.90 ]
- ttp://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20140223-OYT1T00339.htm
シラスウナギの漁獲量、回復の兆し…鹿児島 4年連続で不漁が続いているウナギの稚魚、シラスウナギの漁獲量に、今季は回復の兆しが見え始めている。 鹿児島県内では15日現在、501キロで、これまでで最低だった昨季全体の149キロをすでに大きく上回っている。 県は「理由は不明」としているが、期待感は高まっている。 県内のシラスウナギ漁は例年12月1日に解禁され、3月末まで行われる。 今季は資源回復を図るため、養鰻(まん)業者や稚魚の採捕組合などが 漁期の短縮で合意し、解禁日を20日間遅らせた。 県によると、最近の県内の漁獲量は2008年度の1586キロをピークに減少。 11年度は漁期を1か月延長したが、268キロにとどまり、12年度は149キロに減った。 このため、県内では昨年から、10〜12月に産卵で川を下る親ウナギについても、禁漁としている。 漁獲量に回復の兆しが見えたことで、稚魚の取引価格も安定し始めている。 県内では昨季、これまでで最高の1キロ当たり140万円にまで高騰したが、今季は1キロ80万円からスタート。 台湾などでも好漁が続き、海外産が安価で入ってきたため、今月14日には1キロ40万円に引き下げられた。 県内の養殖ウナギの出荷量は全国1位。昨季は稚魚が不足した影響でウナギ自体の価格も高騰した。 この状況が続けば、ここ数年のウナギの品薄状態は少しは改善されそうだ。 シラスウナギの漁獲量は、静岡や高知、宮崎などでも例年に比べ、回復傾向にある。 不漁の原因としては、乱獲や河川開発による環境悪化などが指摘されてきた。 県水産振興課は「最低漁獲量を更新した昨年、一昨年は上回ったが、資源が回復したかどうかは不明。 様子を見守りたい」としており、引き続き資源の管理と保護を呼びかけている。 (2014年2月23日16時59分 読売新聞)
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