- 680 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2023/03/12(日) 21:57:31.85 ID:???.net]
- すぐれた選手・チームを育てるのに指導者には何が求められているのか
----暴力に頼らない指導をめざして- 演者:望月浩一郎(弁護士/虎ノ門協同法律事務所) 主 催 公益財団法人日本体育協会日本スポーツ少年団、公益財団法人スポーツ安全協会、日本スポーツ法学会 3.後 援 文部科学省 4.協 賛 スポーツ安全保険引受損害保険会社 (東京海上日動火災保険株式会社 他8 社) 明治時代まで日本は実は暴力に関して先進国でした。 Spare the Rod,Spoil the Child 鞭を惜しめば、子どもを台無しにする これがヨーロッパでの発想。日本は江戸時代まで欧米に比べても暴力には否定的でした。 ●江戸時代の藩校や寺子屋は総じて体罰には抑制的。 ●熊沢蕃山などの儒学者も体罰が有害無益かを説いた。 ●徳川光圀も体罰反対論を展開。 ●明治政府も1879(明治12)年に教育令で体罰禁止を法制化 明治維新の後日本にはいろんな外国人が来ましたが、学校に行って何故こんなに日本は体罰がないんだと言って驚いたという記録がされています。 それがどこで狂ったのでしょう? 朝原宣治さんは、ずっと陸上一筋だと思っていたら、中学までハンドボール部だったそうです。 彼はこんなふうに話しています。 「中学のハンドボール部では、試合でミスがあると先生から頭を小突かれました。練習中に水を飲めないのもきつかった。 隠れて飲んだのがバレるとうさぎ跳びをやらされました」 水を飲むな、暴力、うさぎ跳び、3点セットです。これで日本のハンドボール界は優秀な人材を失いました。 幸いにして陸上で華開いていただいたので日本のスポーツ界全体としては損失にはならなかったのですが。 元NHKのアナウンサーをしていた山本浩さんと先日話をしました。いま法政大学のスポーツ健康科学部の学部長ですが、 70年代の前半にバレーボールやバスケットボールの全国大会をNHKが中継するときに監督が選手を殴っている。 全国に中継が流れているのに苦情の電話1本もなかったのが当時の実態だったそうです。
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