- 219 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2021/11/26(金) 18:46:56.23 ID:???.net]
- 実績ある専門家の見解
現在の女子ツアーは脆弱な土台の上に成り立っている、いわばうわべだけの“バブル”状態といっていい。 その理由は、多くのプロスポーツの中で、国内プロゴルフ(男女とも)だけが興行になっていないことだ。 人気のバロメーターは、チケットの売り上げ、ファンの支持、テレビ視聴率、スター選手の存在、ゲームの面白さなどだ。 いずれも惨憺たる状況である。 大会はプロアマのみに重きが置かれ、スポンサーのゲスト接待が何よりも大事だ。 冠スポンサーの中には「プロアマさえ終われば、試合はどうでもいい」というところもある。 だから、悪天候になれば簡単に競技を短縮する。 ライブ中継が当たり前というスポーツ界の常識とかけ離れて、テレビは録画放送が多く、ネットだけで、テレビ放映がないこともある。 他のスポーツ界が、なんとか有観客開催に向けて努力をしている中で、相も変わらず集客の努力をしていない。 女子プロを束ねる日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)もグローバリズムとは真逆のガラパゴス化に突き進んでいる。 以前はQTに門戸を広げ、海外からの挑戦者を受け入れてきた。 ところが今ではプロテストに合格した会員でなければ、QTを受けられない閉鎖的なシステムに変更した。 これは強い外国人選手の締め出しに他ならない。 この時代錯誤な制度のためツアーから外国人選手の姿がめっきり減り、競争力は格段に落ちている。 またスポンサーの意向で、難しいコースは会場に選ばれない。 全てが内向きの中で、高校を出たばかりの若い選手が1億円も2億円も稼ぎ、もてはやされる。 これをバブルと言わずして、何と言うのか。泡はいつしか消える。 テレビ中継がなければ、誰も女子ゴルフに関心を持たなくなり、女子大会を見なくても誰も困らない、痛くもかゆくもないという現実がはっきりする。 女子ツアー関係者は、そんなことも分からないのだろう。
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