- 80 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao mailto:sage [2009/08/24(月) 11:13:55 ID:Vsqho3Fh]
- 衆院選情勢/“旋風”に焦る自民
共同通信社が実施した衆院選情勢の調査結果は、民主党が列島に“旋風”を巻き起こしていることをうか がわせた。自民党は保守票固めで劣勢を跳ね返す戦略だが、反転攻勢への潮目をつくれず焦りを募らせ る。民主党は終盤戦での上滑りを強く警戒。ただ水面下では、政権担当への準備を着々と進めつつある。 ▽恨み節 「厳しい状況にあると言われるが、(全国を)回ってみると、有権者の反応は間違いなく良くなってきたと 実感している」。麻生太郎首相は22日、兵庫県内の候補者事務所あいさつで、強気の姿勢を崩さなかった。 ただ、20日夜には周辺に選挙情勢のデータを報告され「九州の一部はいいが、北海道や東北が悪い。 地域によって違いがあるんだよな」と落胆をにじませる場面も。自民党の若手議員は調査結果について 「ただ、あぜんとするしかない。やはり麻生降ろしをしておけば良かった」と恨み節。石原伸晃幹事長代理 は22日の民放テレビ番組で「自民は奥さんに愛想を尽かされただんな様という感じだ」と劣勢を認めた。 首相は22日の神戸市内での街頭演説でも「われわれは保守政権だ。革命を起こすつもりはない。国旗 を大切にする」と右バネで保守票をつなぎ留める戦術を展開。「政権ではなく政策選択。どの党の政策が 現実的か」との訴えには、「政権交代」の4文字に引き寄せられる民意を立ち止まらせたい思いが込めら れる。 公明党の太田昭宏代表も「選挙はこれからだ。経済危機の中でしっかりかじ取りしてきた実績を訴えたい」 と述べたが、与党は形勢逆転の糸口は見いだせていない。 自民党の幹事長経験者は「せめて150議席は取らないといけない。100議席じゃ党として成り立たない」と 選挙後への悲壮感も漂わせる。与党幹部は民主への強い追い風を、幕末の大衆騒動にたとえた。「まる で『ええじゃないか』のようだ」
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