- 317 名前:名無しって呼んでいいか? mailto:sage [2011/12/21(水) 20:02:39.36 ID:???]
- >>313
星色のおくりもの、後押しします TAKUYOの中でも目立たず地味ゲー中の地味ゲー…しかしシナリオ・音楽・CG・キャラの安定感と総合的な完成度の高さは知る人ぞ知る名作です!! 作り込まれた世界観、練り込まれた壮大な設定…そんなゲームも素敵ですが、たまには、特別ではいけれど、しっかりと作り込まれた深いゲームもよいものですよ 懸念しておられる眼鏡率は1/2と高めですが、キャラや世界観の設定や背景がしっかりしていてブレがなく、練られたシナリオと魅力的なキャラに、ちょっとした透明な壁なんて無意味となります この作品は…分類するならば、【癒やしゲー】 特別変わった設定も不思議な事も起こらないのに、何故か引き込まれる切なく温かい世界観 綺麗な背景やCGにも手伝い、安定した文章と美しい音楽でいつの間にか星色の世界に入ってしまいます 舞台は冬の田舎町、少しずつ変わりゆく日常に期待と葛藤を織り交ぜ、恋を知り大人になってゆく等身大の高校生達を描いた青春ドラマ 高三冬という何とも有り得ない時期に、ド田舎にやってきた転校生 小さい頃から一緒の幼なじみふたり、お兄ちゃんのように慕う先生 それぞれが抱える悩みは決して特別ではなく、日常に転がっているような事 しかし、だからこそ妙に現実味があったり共感して考えさせられたりする問題です そっと彼らに寄り添い、それらを一緒に乗り越えてゆきませんか? 星色は、"なんでもない日常だからこそ、こんなにも大切なんだ"…改めてそう教えてくれる、素敵なゲームです 複雑で繊細な思春期の心を大変上手く描いた胸をうつシナリオは、胸がキュッと切なくなり、思わずホロリと涙してしまいます そしてプレイ後には、なんとも言えない満足感とあたたかく優しい気持ちに満たされ、幸せな気分になれることを保証します さぁ、壮大な設定や殺伐とした世界観・ヤンデレに染まった心を、温泉に入るような気持ちで癒やしてあげてくださいな
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