- 753 名前:名無し曰く、 mailto:sage [2010/04/18(日) 13:29:23 ID:pinzGXTV]
- 無知の知
ソクラテスはアポロンの託宣を通じてもっとも知恵のある者とされた。 ソクラテスはこれを、自分だけが「自分は何も知らない」ということを自覚しており、 その自覚のために他の無自覚な人々に比べて優れているのだと考えたとされる。 また一般に、ソクラテスは対話を通じて相手の持つ考え方に疑問を投げかける 問答法により哲学を展開する。 その方法は自分ではなく相手が知識を作り出すことを助けるということで 「産婆術」と呼ばれている。 ソクラテスのもちいた問答法は、相手の矛盾や行き詰まりを自覚させて、 相手自身で真理を発見させた。 こうして知者と自認する者の無知を晒させたことから、エイロネイアともいう。
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