- 60 名前:名前は開発中のものです。 mailto:sage [2009/03/02(月) 19:34:14 ID:oQW7yR1Q]
- ――地の文。
ビジュアルノベルの場合、 人物の表情・仕草、情景などの情報が視覚で得られる為、 ユーザーから倦厭されがちだが、なかなかどうして馬鹿に出来るものではない。 確かに、ダラダラと続く筆者のオナニーとしか受け取れない文は、 最早、失笑を通り越してネタにすらならないゴミクズ以下である事は周知の事実だ。 何の脈略無しに説明を始める独白。 非科学現象を実況する天の声。 台詞の補足であるはずが、オナニー比喩(ルビ振り)で結局何が言いたいのか分からない。 それらを『持ち味』と評する苦しい言い訳。 多くの筆者はこれに当てはまるのではないだろうか。 ――私は危惧する。 このままでは地の文が淘汰され、 いずれは台詞のみが延々と書き連ねられた贋作ばかりが世に蔓延るのではないのかと。 良質な地の文を生み出してきた先人達を滅ぼしかねないのではないかと。 そして、その綻びがもう取り返しのつかない状況にあるのではないかと。 止めるのだ。 止めなくてはならない。 それが我々文豪に課せられた、使命でもあるのだから。
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