- 470 名前:2/2 mailto:sage [2008/04/24(木) 00:09:54 ID:2d1A1aMp0]
- やよい「うっうーーっ!!おはようござまーーーすっ!!!」
春香「うひゃぁっ、きゃぁっ!」 ステン、どんがらっしゃーん 突然のやよいの元気な挨拶で、驚きのあまりに雑誌を放り投げ、その場に盛大にすっころげる春香。 同時に、プロデューサーの机の上の書類等を派手にぶちまける。 やよい「はるかさん…?」 春香「な、なんでもないの、おおおおおはよう!やよいー」 目の前で資料やファイルに埋もれている自分を怪訝な目で見つめる少女に (自分では)精一杯、平常心で答える春香。 と、そこに、ばさりと乾いた音をたて、やよいの目の前に落ちる週刊誌。 やよい「あれ?これは…」 春香「…!!!!だ、だめーーっ!!!!」 資料やファイルを蹴散らし、やよいが手にした週刊誌を慌てひったくる。 やよい「っ…。い、一体、どうしたちゃったんですかぁ?」 突然の春香の行動に驚き、思わず涙目で訴えるやよい。 春香「あ、あの、これね。おおお大人の雑誌だから、読んじゃいけない、なぁって」 やよい「ぅー、はるかさんはよんだんですかぁ」 春香「読んでないよ!読んでないよ!」 やよい「で、でも、読まないと内容なんてわからないですぅ」 春香「ええっとあれ、ほら。わたしのお父さんが、よ、読んでからぁ…ナーンテ…」 やよい「…」 咄嗟の苦しい言い訳。しばらくの間、春香にとって気まずい空気が流れる 春香(や、やっぱりバレバレだよー。どどど、どうしよう。やよいに、いやらしい子だって思われちゃったかなぁ) 果たして結果は やよい「なーーんだ!そうだってですか!」 春香(え、えええーーーっ) やよい「春香さんが、凄く怖い顔して迫って来たから、わたし何か悪い事しちゃったのかなぁって 心配しちゃったんです。でも、そういう事なら安心ですね!」 そう言うとやよいは「じゃぁ、わたし、この後すぐレッスンがありますからー」と、事務室を後にした。 残ったのは、週刊誌を握り締め、力抜けたようにその場にヘタレこんでいる春香のみ。 春香「た、たすかったぁー…」
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