- 441 名前:オーバーテクナナシー mailto:sage [2006/10/13(金) 14:08:14 ID:cq5gfI4p]
- >>440
脳全体の大雑把な配線はね。 マイクロカラムレベルのニューロンの絡み具合が 複数の人で共通と言う事はありえない気がする。 単なる結晶でさえ外乱の影響でそこまで同じにはならない。 脳も極僅かな外乱で変化して病気になったりする。 指紋が同じ、と同列。 機能的に同等と言う事も言い切れない。 先進国の人は垂直に反応する細胞が、未だ先史時代な生活を しているインディアンは斜めに反応する。日常的に接している環境 (垂直水平基調の建築物とティピーと言うテント)の差異のため 反応する強度が変化している。 となると、例えばひと指し指を曲げる事を担当する細胞郡がどこにあり、 周辺にどのように配線されているかを知るのは困難なので、後付けで 移植と言うのはかなり難しい。例えば第三の腕を作ろうとすると、 元々の配線を兼用して、出力だけ変化させると言う事も考えられるが そうなるともっと全体的な微妙な配線の話になる。いっそ第三腕制御用の コンピュータを移植する方が早そうだ。 今のロボットハンドの例は、欠損した腕の神経をそのまま利用するので 制御用の脳はすでに出来上がっており、そういった問題は無い。 結局大雑把な手順は決めれても、個別対応の部分が大きくなる。 そのために個別にニューロンの配置を調べる必要が有るが、 生きたまま低い侵襲性でやる事は困難。 だったら外科的に行うより、カウンセリング的に行ったほうが良い。 薬物治療とトレーニングを組み合わせて、自力で幻肢を作り出す事が それに当たる。 幻でもしっぽ欲しい!
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