- 798 名前:うさぎ追いし名無しさん [2020/09/27(日) 20:11:45.01 ID:tHmwl8/y.net]
- パナマ文書に記載される個人・組織の出身国(赤)
概要 合計2.6テラバイトの1150万件の文書流出[1] 作成時期 1970年代 - 2016年[1] 漏洩時期 2016年4月[1] 関連組織 モサック・フォンセカ法律事務所 南ドイツ新聞 調査ジャーナリスト国際連合 背景 カリブ海の英領バージン諸島、ケイマン諸島、富裕層への税優遇制度の手厚いオランダやア メリカのデラウェア州などの国・地域は日本など他国 の税務当局の求む納税情報の提供を企 業・個人情報の保護などを理由に拒否して他国が干渉出来ないため、富裕層の資金が集まる タックスヘイブンである[12]。 パナマ文書が流布する以前には、パウル・ファン・ゼーラントがパ ナマにオフショア会社をつくっていた事実が2013年に判明している。 モサック・フォンセカ法律事務所の本部(2016年4月5日撮影) モサック・フォンセカ法律事務所は1977年、ユルゲン・モサック (Jürgen Mossack) とラモン・フォ ンセカ・モーラ (Ramón Fonseca Mora) により、パナマの首都のパナマシティーで設立された法 律事務所である[13]。同社のサービスはオフショア金融センターにおける企業の設立、オフショ ア企業の管理と資産管理サービスの提供を含む[14]。この会社は40以上の国に事務所を持ち、 500人以上の従業員を雇用している[13]。 取引相手は30万社を超え、うち大部分はイギリスの海外領土のタックス・ヘイヴンで登録する会 社である[14]。連携機関にはドイツ銀行、HSBC、ソシエテ・ジェネラル、クレディ・スイス、UBS、コ メルツ銀行、ABNアムロ銀行などの大手金融機関がある。このうち、ドイツ銀行とHSBCとクレディ・ スイスは、2016年6月30日に国際通貨基金から、他のメガバンクとの密接なつながりを理由に金融 システムへの潜在的なリスクを指摘された[15]。 モサック・フォンセカ法律事務所はこれらメガバン クのクライアントのために、税務調査官に金融取引を追跡させることができない複雑な財務構造 を作ることができる[13]。流出事件が発生するまで、モサック・フォンセカ法律事務所は『エコノミ スト』に「世界で最も口が堅い」オフショア金融業界のリーダーと評価されていた[16]。『ガーディア ン』によると、モサック・フォンセカ法律事務所は「世界で4番目に大きなオフショア法律事務所」で ある[17]。
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